活動報告
2025年04月09日
奈良教育大学付属中学校へコキアを提供しました
花いっぱい運動の会では、高の原で地域の方々と共に季節の花々を育む活動をしています。様々な草花を育んでまいりましたが、昨年は暑さに強いコキアが見事に生育し、秋の深まりと共に赤く色づきました。古くからホウキとして重用されてきた素材として、見頃を過ぎたコキアを、例年当会でホウキに加工し、活用してまいりましたが、今年は奈良教育大学付属中学校の学生さん・子どもたちに循環型社会学習の一環として素材を学校に提供させていただきました。
クラブ活動の時間に、子どもたちはコキアを使い、ホウキ作りに挑戦。自然の素材を活かし、生活道具へと生まれ変わらせる体験は、環境への意識を高め、ものづくりの喜びを育みました。
この取り組みは、単なるリサイクルの枠を超え、自然保護教育から環境教育などSDGsにつながるものになったと考えております。子どもたちが作ったホウキは、学校等で活用され、活動の輪が広がります。
花いっぱい運動の会は、これからも地域と共に、花と緑を通じて豊かな社会づくりに貢献してまいります。